大学で学んだ知識を活かせる会社を探していました
私は学生時代に法学部を専攻していましたので、関税法や外為法など、法律の知識が重要である通関業務に携わる事を希望し、入社と同時に通関担当に配属が叶いました。通関とは海外から日々、輸出入される貨物に対して税関に提出する申告書を作成する業務です。
輸出入される貨物は様々であり、全ての貨物は「輸出入統計品目番号」にて分類されていますので、通関業務は貨物をいかに正確に把握し、適切・迅速に申告書類を作成しなくてはなりません。もちろん入社間もない頃は申告貨物の分類などできなく、上司から指導を受けながら勉強の毎日でした。現在は少しずつですが業務の範囲が広がってきている実感もあり、喜びも感じています。
通関業務という仕事は一人で業務をする事はほとんどありません。通関士という通関業務のエキスパートのアドバイスを頂きながらチームプレーで業務遂行しますので、初心者の方でも丁寧な指導を受けられます。
これからの挑戦
やはり通関士試験合格を目標としています。通関士は貿易に関わる仕事の中で唯一の国家資格となりますし、近年は合格率15%前後の難関なため、一生懸命勉強をしています。社内には通関士の先輩が多数いらっしゃるので、普段から難しい法令や特殊な手続きの解説をいつでも質問できる環境にあるのが嬉しいポイントです。試験直前には社内で集中講座を実施してくれています。資格挑戦の志がある人に対してのバックアップがとても充実していますので、通関士を目指したい方なら当社はとても魅力的と言えます。これからもしっかりと勉強をして、正確で迅速な手続きができる人材になりたいです。
最近は買い物をしている時でも「この商品はどの分類になるかな」なんて考えてしまいます。日々輸入される貨物の種類が増え続けていますので、普段からどのような商品が輸入されているかチェックする習慣が身についてきた気がします。こうしたトレーニングが活かされて申告がスムーズに進み、お客様から感謝された時は本当にやりがいを感じます。
輸出入通関は世界情勢により様々な影響がある業務ですので、あらゆる情報を逃さないようにしています。まだまだ未熟ではありますが様々なシーンで立派に活躍できるように頑張ります。